同盟育成会は7月23日、日本プレスセンターの日本記者クラブ会見場で、2022年度に新規採用した奨学生を対象に、懇親会を開催しました。
22年度採用の奨学生は大学院生が22人、学部生が18人の計40人。このうち、33人が全国各地から懇親会に出席しています。
会合では冒頭、福山正喜理事長(共同通信社顧問)が古野奨学金の沿革と歴史を説明、奨学生らの将来に期待する考えを示しました。続いて奨学生研修会のコーディネーターも務める橋場義之氏(元上智大学教授、元毎日新聞社編集委員)が「時間」「ジャーナリズム」「若さ」の3点をテーマに奨学生に語りかけ、インターネット経由の間接情報よりも「直接体験する機会を増やしてほしい」と話しました。
奨学生からは、福山理事長、橋場氏、中村恒夫事務局長(元時事通信社常務取締役)に対して「ジャーナリストを志した理由」「記者時代に政治の圧力を受けたことがあるか」など、多くの質問が出ました。