秋の給与奨学生研修会を開催

 

 9月5、6の両日、定例となっている古野給与奨学生を対象とした研修会を横浜市で開催した。

 秋の研修会は今回で8回目。留学中やゼミの活動などでの欠席者を除き、大学院奨学生28人中21人、学部奨学生24人中16人の計37人が参加した。

 会場の日本新聞博物館のイベントルームでは、昨年同様、従来の大学院生に加え、学部奨学生(5日のみ)も同時並行で研修を受けた。

 

  5日の研修会では、全員が東京都市大学の高田昌幸教授による「発表報道VS調査報道 知る権利の本当の意味とは」と題した講演を聴講。高田教授は、北海道警察本部の裏金疑惑の調査報道などで新聞協会賞を2度受賞した経験を持つだけに講演後には質問がほぼ時間いっぱい続いた。講演に先立ち、館内で全員がそろって記念撮影を行った。

 同日夕の懇親会には、奨学生のOB、OGも参加、交流を深めた。

 院生は、5,6の両日、各人が研究の進捗状況を報告。これを受けてコーディネーターの橋場義之元上智大学文学部新聞学科教授が講評を行った。

 学部生は5日、院生は6日に、それぞれ日本新聞博物館を見学、自分で書いた記事と記念撮影した写真の載った新聞製作を体験した。