9月5、6の両日、古野給与奨学生の研修会を横浜市で開催した。
秋の研修会は今回で7回目だが、今年は、従来の大学院生に加えて、大学学部奨学生の研修会(5日のみ)も同時並行で実施した。
院生の研修会は、セミナー、懇親会、日本新聞博物館見学の3部構成で、セミナーでは、奨学生一人一人が研究の進捗状況を発表し、コーディネーターの桂敬一元東大新聞研究所教授と橋場義之元上智大学教授から講評を受けた。
一方、学部生の研修会は、パナマ文書報道に携わった共同通信社の澤康臣特別報道室次長を講師に招き、「パナマ文書取材と調査報道」というテーマで話を聴いた。
5日夜の懇親会は院生、学部生合同で開催、コーディネーターや講師を務めて下さった桂、橋場、澤の3氏や奨学生選考委員、さらには奨学生OGも加わって、交流を深めた。
また、2日目午後の日本新聞博物館見学では、今年7月にリニューアルオープンした同博物館のご協力により、記念撮影の後、参加者一人一人が新聞制作を体験、自分で書いた記事と写真の載った新聞をお土産に持ち帰った。 (了)