平成28年 同盟学寮の成人式を白山寮で開催

新成人と迎えた寮生
新成人と迎えた寮生

新春恒例の平成28年・同盟学寮の成人を祝う会が1月17日午前、白山寮で行われた。市谷寮からは女子寮生35人が駆けつけ、寮生70人近くが出席。同盟育成会の井口智彦常務理事・事務局長が開式を告げた後、新成人を迎えた寮生15人(白山寮9人=うち1人は海外留学中、市谷寮6人)の氏名を、1人ずつ紹介した。

山内豊彦理事長は「皆さん、おめでとう。故郷の成人式に出席した寮生も多いと思うが、いろいろな目的を持って集まり、同じかまどのご飯を共にした仲間に祝福された今日のことは、後あと記憶に残り感慨深い思い出になるだろう。私が成人になったのは55年前で、成人式に出席した記憶はないが、20歳のころのことは鮮明に覚えている。そのころの経験や考えたことが、人生の指針になり人間関係のスタート台になっている。先日、スキーツアーの悲惨なバス事故があり、皆さんと同年齢の学生が多数亡くなった。身元がなかなか判明せず、万が一、寮生が巻き込まれていたらと気が気ではなかった。偽装ビーフカツにしてもそうだが、安いものにはリスクが伴う。同盟学寮は、寮費は安いがノーリスク、ハイリターンですから。戦後70年間、戦争のない時代が続いたことに、誇りと自信を持ってほしい。少子高齢化が進み、皆さんが65歳になるころ、日本の人口は8,600万人になるとされる。スリムになった日本が、どういう姿になるのか。同盟学寮での恵まれた環境を十分活用し、充実した寮生活を送って、社会に出てからは皆さんの力を大いに発揮し、新しい日本を築いていってほしい」と、祝辞を述べました。

山内理事長の祝辞
山内理事長の祝辞

続いて、黄田白山学寮長が「谷川俊太郎の『成人の日に』という詩を紹介し、百パーセントの大人はいなくて、必ず何パーセントかの子供が含まれている。大人になるとはどういうことなのか。自分なりの答えを求めて、一歩一歩近づいていく努力をしてほしい」と、お祝いを述べた。

 市谷寮の齋藤学寮長は「家を離れて寮で生活している皆さんは、自立の準備をしていると思う。精神的に大人になるには読書が有効だ。1か月に1冊でも、文学史に出てくる作品に触れてほしい。成人を機会に、自分の目指す大人に近づいていってください」と、祝辞を述べた。

 この後、新成人となった白山寮生8人(うち1人欠席)、市谷寮生6人の計14人に、山内理事長から記念品が贈られた。受け取った後、一人ひとりが前に立ち「ここまで育ててくれた両親や仲間に感謝したい」「大人になり切れていないので、これを機に精神的に高めたい」「今行かないと、一生行けそうにないところへ行ってみたい」「男らしい男になりたい」「秋からの海外留学を控え、居心地の悪い環境に飛び込んでいきたい」「見た目も中身も大人になりたい」「炎上しないよう、今後は思ったことをすぐ口にしないように心掛けたい」「本気を出すのが遅いせいで、苦しい思いをした。一本前の電車に乗るようにしたい」「成人式で会った幼なじみが、小中学校からの夢を追い続けて頑張っている姿を見て、私も頑張ろうと思った」などと、20歳になった抱負や決意を述べた。

以 上